オンライン署名を郵送する前に記者会見した元受講生の女性(右端)=2022年6月、署名活動を展開した発起人提供 SNSの急速な普及で、スマートフォンさえあれば誰でも簡単に発信し、社会に影響を与えられる時代になった。だが、ジェンダーに関して女性が声を上げる時、過剰なバッシングを受ける事例も相次いでいる。物申す女性が見たネット社会の風景とは――。気軽さの影で暴言にさらされた当事者に話を聞き、日本の現在地を考えたい。
沖縄県宜野湾市真栄原のギャラリーPIN-UPで開かれている個展「おっぱい展3」が盛況だ。1~8日までだったが、アンコール企画で10~12日に臨時展の開催が決定した。「おっぱい写真家」を名乗るアーティストのリキ山猫さんは「おっぱい=エロスという固定概念が強い世の中で、作品を見た人はいやらしさがないギャップを感じる。その違和感が哲学になる」と熱っぽく語る。 海辺、サトウキビ畑、青空をバックで-。さまざまなシチュエーション、画角で被写体を切り取った写真約400枚がギャラリーの一室の壁にびっしりと並ぶ。モデルをスカウトすることは一切なく、申し出てくる人のみを撮っている。個展を見た女性がその場で撮影を依頼することもあり、開催期間は作品が更新されていく。 デザイン、彫刻、絵画などを手掛けてきたアーティストのリキさん。写真活動を始める際に「追求し続けたい被写体」を一つに絞り、「おっぱい」にたどり着いたと
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