[東京 26日 ロイター] - 日本列島を襲った今月の猛暑が、真夏の東京五輪開催に対する懸念を高めている。この時期は通常、1年の中で気温と湿度がもっとも高く、出場選手や観客に健康被害をもたらす恐れがあるからだ。 7月26日、日本列島を襲った今月の猛暑が、真夏の東京五輪開催に対する懸念を高めている。写真は、五輪会場となる建設中の新国立競技場と日傘をさす女性。都内で24日撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 1964年に初めて東京で夏季五輪が開催された時期は、比較的涼しくて湿度も低い10月だった。4年後のメキシコ五輪も同じく10月に行われた。 だが過去30年にわたり、ほとんどの夏季五輪は7、8月に開催されている。テレビ局が大会を取材する上で理想的な時期と考えているからだ。 この時期は五輪以外に世界的なスポーツイベントが少なく、テレビ局はより多くの視聴者を獲得しようと数十億
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