府警の事情聴取に木原は、 「“触りたかったから”と供述しています。ただし彼の障害の度合いも考慮すると、実際に触ったかどうかは不明です」(同) 事故で体の自由が利かなくなったとは多分に気の毒な事情ではある。とはいえ、それと犯罪とは別の話。 とまれ、かつての木原は妻も子もいる仕事熱心なイクメンだったという。 近隣住民によれば、 「人の2倍も3倍も働くええ職人やったよ。3人の子供をいたく可愛がってな。地元のだんじり祭りでは山車の上に乗る花形。でも事故で人が変わってしもたんや。8千万円の保険金が下りたまではよかったのかもしれへんけど」 入院中に妻とは別居。 「木原が兄のように慕っていた鳶の親方は、木原の妻子を食事に連れていくなど、面倒を一生懸命見てはったんやけど、木原は2人の仲を疑い出してな。最後は探偵まで雇って、親方相手に裁判も起こしよった」 ついには見舞いに訪れる人もいなくなったそうだ。 「自