8月7日、デンマーク王室は公式Instagramで、クリスチャン王子とイザベラ王女の“進路変更”について異例の発表を行った。クリスチャン王子は超名門ハールスホルム校に通っており、イザベラ王女も同校に入学予定だった。しかし2人ともこの名門校と袂を分かち、王子は公立高校へ転入、王女は別の私立学校へ入学することが決まった。 【画像】ハンサムと評判のクリスチャン王子 実は、ハールスホルム校で「いじめによる性的虐待と暴力行為」が起きたと政府の教育機関の調査で明らかになったのだ。デンマークの“学習院”とでもいうべき名門校で起きた醜聞――。現地メディアも盛んに報じている。一体、なにが起きたのか。 ◆ ◆ ◆ “ブランド校”に蔓延していた性暴力やいじめ 同校は、1565年5月に開校したデンマーク最古の寄宿学校で、貴族の子女たちが通う学校として設立されたエリート校だ。数百年間男子校だったが1980年代に完全