コロナ禍で東京・歌舞伎町のホストクラブは、コロナ前の3倍の売上高だという。客のメインは、女子大学生など18歳19歳の女性。彼女たちが性売買やアダルトコンテンツで稼いだギャラが歌舞伎町に吸い取られている実態を取材しました。その背景には、貧困、福祉が届かない、学費の高騰、教育行政の問題がありました。 中学、高校時代いじめでほとんど登校できなかった美佳さん19歳は、得意分野を活かして受験できるAO入試で、都内の有名私立大学に合格。大学からは、学校に行けるかもしれないと期待しましたが、どうしても周囲に馴染めずに、再び自室にひきこもるようになりました。心配して、どうにか登校させようとする両親と対立、とうとう家を出る決心をしました。家を出る決め手になったのは、Twitterで知り合った同じような境遇の男女が暮らす歌舞伎町近くのシェアハウスに空きが出たからです。シェアハウスの暮らしは、不自由はありますが