はてな匿名ダイアリーに10月12日、「おっさんが『静かな女性差別』に気づいた話」というエントリがあり注目を集めた。投稿者は30代後半、中規模ベンチャー企業の男性管理職で、「最近になって自分の働く会社が女性差別をしていることに気付いた」という。 以前は自社のことを「人材に垣根を設けない良い会社」「男女比率3:7、むしろ女性が活躍している職場」だと思っていたそうだ。違和感を覚えたのは、マネージャーに昇進し、初めて経営会議に出席したときで、 「いざ出席してよくよく見渡したら周りにいるのが自分を含めて見事に全員おっさんだった」 と居心地の悪い驚きを語り始めた。(文:篠原みつき) 「女性は出世させる気のない『愛玩労働者』」と気づく いざ自分が出席して当事者意識を持つまで、その比率について考えたこともなかったという投稿者。 「だからその時はじめて、この会社の意思決定に女性は1ミリも参加していないとわか