「産んだら人生はどんなふうに変わるんだろう」「産めなくなった時、本当に後悔しないかな……」。産まないと決めても、「まだ産める」と「もう産めない」では違うのではないか。 そろそろ本気で向き合って考えてみたい。そこで、『わたしが子どもをもたない理由』(かんき出版)を上梓した、作家の下重暁子(しもじゅう・あきこ)さんに話を聞きに行きました。 「子どもをもたない選択をして今まで一度も後悔しませんでしたか?」という問いに、「しませんよ」とキッパリ。全3回にわたってお届けします。 【第2回】産むのが無条件に良いとされることに違和感 【第3回】母親を経験しない人生から見えたこと 結婚したいって顔に書いてあるんじゃない? ——下重さんは、若い時から子どもをもたないと決めていたそうですね。当時は今よりも、「結婚するべき」「子どもを産むべき」という考えが強かったのでは? 下重:そうですね、今よりも子どもをもた
![81歳の今だから語れること「子どものいない人生に一度も後悔はありません」|ウートピ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cde2163cbb9a8bea9c1900aefdca4a3aa2056073/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwotopi.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F07%2Fshimojutop1.jpg)