東京大学新聞社は、2019年度学部入学式で上野千鶴子名誉教授が述べた祝辞について、東大内外の全ての人を対象にアンケート調査を行い、東大生(院生含む)603人を含む4921人から回答を得た。この調査では、祝辞を評価したか、学部入学式にふさわしいと思うかを5段階で回答した後、回答の理由を任意で記述できるようにしていた。この記述から、祝辞を個々人がどのように受け止めたのかより詳細に探りたい。 (構成・山口岳大) 【関連記事】 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析① 回答傾向の分析から 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析③ 自由記述紹介前編(ジェンダー編) 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析④ 自由記述紹介後編(強者と弱者編) 東大入学式上野祝辞 依頼した東大執行部の問題意識とは 2019年度入学式 ※凡例 ・基本的に原文を尊重し、表記統一は施していない。 ・各意見の末尾には