マウス。米国立老化研究所提供(2006年11月2日提供、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】餌の量を減らすだけでなく、与える回数を減らすことで、マウスの健康を向上させ、生存期間を延ばす効果がみられたとする研究論文が18日、発表された。 【写真】10人に1人が100歳以上、イタリア「長寿村」 科学誌「ネイチャー・メタボリズム(Nature Metabolism)」に掲載された論文によると、1日当たりの摂取カロリーと給餌回数を変えた結果、カロリーと回数を減らしたマウスは、通常通りに餌を与えたマウスよりも、生存期間が約半年延びた。 給餌が1日に1回だけのマウスには優れた代謝適応も見られた。 米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のダドリー・ラミング(Dudley Lamming)氏率いる研究チームは、マウスを複数のグループに分けて研究を