近ごろ、新聞やTVで、ホームページの不正改ざんのニュースが多数報道されています。2月から3月にかけて、中国のハッカー集団によって日本のサイトが集中的に攻撃されました。特に小さな企業のWebサーバの場合、十分な知識を持った担当者に運用されていることはほとんどありません。その結果、多数のサイトのホームページが、不正に改ざんされてしまったのです。 このようなセキュリティが甘いネットワークを不正アクセスから守るには、ファイアウォールの設置が効果的です。しかしながら、世の中にはファイアウォールについての間違った情報が多く見かけられます。例えば、報道の中で「ファイアウォールがあれば防げた」というコメントを見かけることがあります。これは明らかに間違った情報です。なぜならば、最近のホームページの不正改ざんには、マイクロソフトのIIS(Internet Information Server)や、DNSサーバ
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