米アップルが現地時間12日(日本時間13日未明)に発表したスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の最新機種「iPhone(アイフォーン)5」は、第3世代携帯電話(3G)の後継となる携帯電話の高速データ通信規格「LTE」への対応が特徴となっている。日本の通信事業者では、KDDI(au)とソフトバンクモバイルが、iPhone5のLTE機能に対応した2GHz帯のLTEサービスを展開予定だ。名実とも
NTTドコモは米アップルの人気スマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」の次世代機を日本国内で販売することで、アップルと基本合意した。ドコモはこの合意に基づき、まず来年夏に高速通信規格「LTE」に対応したiPadを日本市場に投入し、秋までにLTE対応のiPhoneを発売する見通しだ。 国内の携帯電話会社ではソフトバンクモバイルが2008年に初めてiPhoneを発売し、今年10月にはKDDI(au)も最新型「iPhone4S」の販売を始めた。ドコモの参入によって大手3社すべてがiPhoneを取り扱うことになり、携帯各社の競争の軸は端末から通信品質や料金面にシフトすることになりそうだ。 アップルの要求にドコモが応じた 複数の関係者によると、11月中旬にドコモの山田隆持社長と辻村清行副社長らが訪米し、アップル本社でティム・クックCEO(最高経営責任者)らと会談。次世代iPhone
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