情報の「削除」にも部分対応 パスピットにはさらにユニークな機能が追加される予定だ。それは「情報の削除」に、部分的に対応するものだ。 情報の「削除」は「開示」や「持ち出し」よりもハードルが高い。例えば、あるSNSサービスに情報を登録すると、その企業が関わるゲームや電子書籍のアプリなど他のサービスにも情報はコピーして登録される。大元のSNSに登録された情報は削除することができても、コピーされた情報まで全て消すことは難しいのだ。情報が社外にも提供されている場合はさらに削除は難しくなるし、もしもサイバー攻撃や人為ミスで情報が流出した場合は削除はまず不可能だ。 しかし、拡散・流出した情報と、ユーザー本人のリンクを切ってしまえばどうだろうか。個人を特定できるメールアドレスや住所と結びつかなければ、購買履歴などの情報が拡散しても、ユーザー本人へのダメージは少ない。 そこで、データサインは「トークン化」と