9月7日、米教会がコーラン焼却を計画していることが分かり、国内外で波紋を広げている。写真は計画に抗議するイスラム教団体。ジャカルタで4日撮影(2010年 ロイター/Supri) [ワシントン 7日 ロイター] 米フロリダ州の教会が、2001年の米同時多発攻撃から9年を迎える11日に、イスラム教の聖典コーランを燃やすことを計画していることが分かり、国内外で波紋を広げている。 焼却を計画しているのは、同州ゲーンズビルにある教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」の牧師で、イスラム教が「暴力的で抑圧的な宗教」であることを示すために、コーランを燃やすとしている。 米国では、ニューヨークの世界貿易センタービル跡近くに、モスクなどイスラム教の文化施設を建設する計画が問題となっているが、今回のコーラン焼却について、宗教関係者らは一様に「完全な偏狭的行為」と非難。あるユダヤ教指導者は、「いかなる宗教