かくれんぼや鬼ごっこと並んで、子どもの遊びの定番と言えば缶けりだろう。ところが今、缶けりをやらないどころか、存在すら知らない小学生が出てきたというのだ。 遊び場の減少や少子化が進む一方、特に室内での遊びが多様になってきたため、外遊びを避ける子どもが増えていると見られる。昔ながらの大勢で楽しむ遊びが廃れると、子どもにとっては、コミュニケーションのとり方や社会の規範を守ることの「学習機会」が減ることにもつながるようだ。 忙しすぎて仲間と遊べない 「缶けりって、何?」 こんな子どもが最近増えている。UCC上島珈琲は2010年6月11日、都市部とそれ以外に住む小学生100人を対象に実施した缶けりに関するインターネット調査の結果を発表した。それによると、回答した小学生の4分の3が缶けりを経験したことがなかったという。さらに、缶けりそのものを知らないと答えた小学生も1割を超えた。 缶けりを含めた外遊び
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