はじめに Device Tree Overlay とは Linux には何時の頃からか(Version 4.0あたり?) Device Tree Overlay という機能が追加されています。 これは、Linux の動作中の Device Tree に、新たに Device Tree を追加したり削除したりする機能です。 Device Tree の問題点 通常は、ハードウェア情報を Device Tree Blob という形で用意しておいて、Linux のブート時にこの情報に従ってデバイスドライバのロードや初期化を行います。しかし、この方法では Linux を起動する前にハードウェアが決まっている場合しか使えず、FPGA のようなリコンフィギャラブルなハードウェアとは相性がよくありません。例えば、「FPGA+SoC+Linuxのブートシーケンス(ZYNQ+Vivado編)」のデザインフロー
注意(2017年7月29日追記) この記事は Linux Kernel 4.4 時点に投稿したものであり、古い内容が含まれています。Linux Kernel 4.10 以降、FPGA 関連は大きく進歩しました。詳しくは「Linux Kernel 4.10 でのFPGAのサポート事情」を参照してください。 はじめに Linux FPGA Manager Framework とは Linux Kernel 4.4.4 から FPGA Manager Framework が追加されました。これはLinux から異なる種類の FPGA をコンフィギュレーションするための共通インターフェースを提供するためのものです。 FPGA Manager Framework は次の図のような構成になっています。 図1 FPGA Manager Framework Linux Kernel 4.4.4 では、FP
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