PCオーディオが大きな盛り上がりを見せたことによって、注目を集めているブランドがある。世界中のレコーディングスタジオや放送局など、いわゆるプロの現場で高い評価を受けるRMEだ。そのポテンシャルの高い音質は、パソコンを核として音楽を楽しむオーディオファンにも瞬く間に浸透し、USB DACブランドとしてのRMEの地位を確かなものとしている。 そして今年の春、同社の最新モデルとなるFireface UCXが登場し、大きな注目を集めている。すでに多くの場所でその音質が語られているが、果たしてRMEが実力を発揮するのはPCを接続した時のみなのだろうか? 今回はRMEが誇るあらゆるオーディオ環境でのデジタル接続にスポットをあて、“デジタルオーディオブランド”としてのRMEの実力をレポートする。 ※本機でのオーディオリスニングのために便利な機能を持つ専用アプリケーション「TotalMix FX」の使い方