人狼はクソゲーである。 これはもう万人に知れ渡った事実だろう。 運と論理をしっちゃかめっちゃかにかき混ぜた結果、ゲーム性というものは万人の見解の中で細切れに吹き飛んでしまっている。 そして文句のたれあいと足の引っ張り合いがおき、最後には『リア狂』という単語が飛び交うようになるクソゲーである。 『リア狂』とはすなわち「リアルで狂人」ということである。 役職の狂人や人狼を疑っているうちはどんなにいがみ合っていてもいい。 それはゲームの中でのプロレス。 ルールに基づいた喧嘩なのだから。 しかしそれがゲーム外に及べばそのゲームは完全に崩壊する。 「誰々はプレイヤーとして間違っている」「誰それはルールを理解していない」 この程度ならまだましだ。 「ほにゃららはゲームを壊して楽しんでいる」「むにゃむにゃは負け続けた腹いせにわざと自分たちのチームを負けさせようとしている」 ここまで来るのだ。 本当にここ