問題の特許は,出願番号「特願2016-099444」,公開番号「特開2017-207353」で,こちらから見ることができる。 【0013】の図の説明「【図2】図2は本実施例に係るトリチウム水を含む汚染水の処理装置における流体活性化装置を示し、(a)は拡大平面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。【図3】図3は図2に示す電磁波収束体を示し、(a)は拡大正面図であり、(b)は拡大平面図である。」で表示される図は,NMRパイプテクターの特許に出てくる図そのもので,「流体活性化装置」と呼ばれている。こいつがどういう役割をするかというのは【0009】に書かれており,「前記汚染水に対する電磁作用により普通水の水素核のみを共鳴させて前記トリチウム水と普通水とに蒸発温度差を生じさせる流体活性化装置と、前記流体活性化装置から送水される蒸発温度差が生じた前記トリチウム水と普通水に対する減圧蒸留処理を