新型コロナウイルスの流行を機に、ゴルフを始める若い人たちが増えている。今まで取り組んでいたレジャーやアクティビティが継続できなくなり、屋外スポーツで3密(密閉・密集・密接)を避けられるゴルフにシフトする動きがあるようだ。ゴルフ練習場でもゴルフ場でも20代~30代の若い人たちを見かける機会が明らかに多くなり、初心者向けゴルフスクールも昨夏から入会者数が伸びているという。 若い人たちがゴルフを始める動きが活発化したのは、2003年に宮里藍が「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でアマチュア優勝を果たし、プロ転向したとき以来かもしれない。彼女の活躍がきっかけでゴルフを始める若い女性が増え、若い女性につられて男性ゴルファーも増えた。その後、2007年に石川遼が「マンシングウェアオープンKSBカップ」でアマチュア優勝したことで、その流れが加速した。 ところが、2008年のリーマン