京都府警警備1課の男性警部補(52)がインターネットにアダルトサイトを開設し、約750万円の広告収入を得ていたとして、府警が警部補を減給の懲戒処分にしていたことが27日、分かった。警部補は既に依願退職している。 府警監察官室によると、警部補は開設したアダルトサイトに、他のわいせつサイトのバナー広告を掲載。2007年2月〜昨年5月までに約750万円の収入を得ていた。府警は無届けの兼業をしたとして、昨年7月に減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。 警部補は当初は自宅で飼っているインコに関するブログを開設し、その後アダルトサイトに変えたといい、「アクセス数が増え、収入が入るのがうれしかった」と話しているという。 府警は、無修正の男性の裸の画像1枚を同年5月にサイト上に載せたとして、わいせつ物公然陳列の疑いで警部補を書類送検。京都地検が起訴猶予処分とした。 [時事通信社]