「原発ゼロの日本を」と願う世論と運動が広がるなか、原発をどうしていくのか、廃絶か存続か―原発・エネルギー問題が大きな政治的争点となっています。「『即時原発ゼロ』の実現を」の提言を打ち出した日本共産党の見解をQ&Aでみてみます。 Q なぜ「即時ゼロ」か? A 広がり続ける「福島」被害 圧倒的多数の国民が要求 日本共産党が「即時原発ゼロ」の実現を求める「提言」を打ち出したのは、何よりも、福島第1原発事故から1年7カ月がたった今も「収束」するどころか、被害は広がり続けているからです。 事故で大量の放射性物質が放出されたため、福島県では避難者が16万人にのぼり、農業、漁業、林業や観光業をはじめ、あらゆる産業、経済への深刻な打撃が続いています。原子力規制委員会が24日公表した、全国16カ所の原発が事故を起こしたときの放射性物質拡散予測は、原発の危険性を目に見える形で明らかにしました。 しかも、同予測
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