こんにちは。メディア開発部のよやと申します。バイナリ編集エンジニアです。 はじめに GREE では携帯向けコンテンツに Flash Lite を利用していますが、Lite には様々な制限(*1)があり、SWF(スウィフ) の動的生成技術を活用しています。 ツール(ming, swfmill, swftools, etc...)を用いた SWF 生成の記事は世間に溢れてますので、SWFバイナリの生編集をテーマに記事を何回かに分けて進めようと思います。 ツールを使う場合でも何かしら問題に遭遇した際の一助になるかもしれません。 第一回の当記事は、SWF仕様書の読み方ガイドです。 SWF仕様 Adobe公式の SWF仕様書は一般公開されています。 英語です。 http://www.adobe.com/devnet/swf/ (swf_file_format_spec_v10.pdf) 理解の助けに
携帯電話向けにリッチなWEBインターフェースが欲しいのねん、なんて言われると選択肢が問答無用でflashlite1.xになってしまい途方にくれる昨今、わたくし最近lite1.xの仕事をしまして、そこで改めてさまざまな制約に触れ、改めてflashlite1.xを撲滅したいと思う気持ちが高まりました。携帯向けの仕事をするとキャリアやベンダに殺意が沸くのはプログラマのサガともいえると思います。その殺意の源泉となるさまざまな制約の中でも、個人的にこれはひどいと思ったものを書き出していきます。なお、ここでは巷でひどいと言われているflashlite1.x向けのactionscriptによる言語仕様的な部分よりも、どちらかというとflashlite1.x(swf)全体が抱える問題にフォーカスを当てています。言語における、配列が使えないとか、関数が定義できないとか、グローバル変数がてんこもりだとか、そう
SWF File Format Specification Version 10 Copyright © 2006-2008 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved. This manual may not be copied, photocopied, reproduced, translated, or converted to any electronic or machine-readable form in whole or in part without written approval from Adobe Systems Incorporated. Notwithstanding the foregoing, a person obtaining an electronic version of this manu
以前、ケータイ Flash を中心に、細々と SWF バイナリを読んでいた時期があったのですが、そんなこんななご縁で、FlashLite コンテンツの動的生成(FlashIDEを介さずに、Webアプリケーションサーバ側で、SWF を自動作成する)方法について聞かれることが多いです。なんか、最近になってやけに多くなった気がするので、ちょっと理由を考えてみたのですが、 大半のユーザが FlashLite 対応機種を持つようになった アバター系(キャラとか部屋とか)着せ替え提供サイトが、より高精細(キレイでなめらか)なアニメーション素材を提供できるようになった ケータイでFlashゲームをやる、という文化/リテラシが浸透してきた FlashLite コンテンツは、通信制限や、1URLあたりのファイルサイズ制限などのケータイ特有の制限により、FlashLite 単独で動的なコンテンツにしづらい (
バイナリって何となく苦手意識のある方も多いかと思いますが、swfのバイナリ解析は数パターンの計算方法だけ抑えてしまえば意外と素直に読み解けてしまいます。 文系大学出身&英語が読めない私でも大丈夫だったので、興味のある方は是非! 用意するもの まずはバイナリファイルを閲覧・編集できる環境を用意します。 バイナリエディタは様々なものがありますが、自分の環境や好みに合わせて選んでみてください。代表的なものを下記します。 Stirling(Windowsの場合) HexEditor(Macの場合) vi 1. バイナリモードでswfファイルを開く vi -b hoge.swf 2. テキスト形式から16進数ダンプ形式に変換 :%!xxd 3. 16進数ダンプ形式からテキスト形式に変換 :%!xxd -r
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