主催した「桜を見る会」であいさつする安倍晋三首相(中央)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日午前9時1分(代表撮影) 自民党の森山裕国対委員長は4日午前、首相主催の「桜を見る会」を巡る問題について、「国民の理解もいただきつつあるのではないか」と述べた。自民、公明両党の幹事長、国対委員長の会談後、東京都内で記者団に答えた。 森山氏は、安倍晋三首相が参院本会議で2度、答弁をしたことなどを挙げて「議論を重ねてきた」と強…
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題の野党追及本部のヒアリングで内閣府などの担当者(手前)に質問する議員ら(奥)=国会内で2019年11月29日午後4時49分、川田雅浩撮影 「ジャパンライフはすごいところだと感じた。人は信用してしまう」――。野党が29日に開いた「桜を見る会」の追及本部で、マルチ商法で知られるジャパンライフが「桜を見る会」を営業に活用していたことが浮かび上がった。同社の預託商法の被害に遭ったと訴える男女2人が、2015年の「桜を見る会」に同社元会長が招待されたことを掲載するチラシを見せられ、信じてしまったと証言した。 4200万円の被害を受けたという東北地方在住の高齢の女性は、野党のヒアリングに電話で応じた。チラシには安倍晋三首相名による招待状や首相の顔写真まで掲載してあり、勧誘に応じる判断材料となったと強調。そのうえで「ジャパンライフは国とぐるになって田舎の正直者を
衆院内閣委員会で「桜を見る会」を巡る問題について答弁する菅義偉官房長官=国会内で2019年11月20日午前8時55分、川田雅浩撮影 菅義偉官房長官は20日午前の衆院内閣委員会で、安倍晋三首相の主催で今年4月に開かれた「桜を見る会」に、首相側の推薦に基づき約1000人が招待されていたことを明らかにした。全招待者の約6・6%を占め、妻昭恵氏の推薦者も含まれていた。また、自民党関係者による推薦が全招待者の約4割に当たる約6000人を占めたことにも言及。菅氏は「招待基準があいまいであり、招待者の数が増えた。こうした運用は大いに反省している」と陳謝した。共産党の宮本徹氏への答弁。 菅氏によると、今年の招待者は約1万5000人で、うち首相の推薦が約1000人、麻生太郎副…
「桜を見る会」で招待者に囲まれ、笑顔を見せる安倍晋三首相(中央左)と妻昭恵さん(同右)=東京都新宿区の新宿御苑で2017年4月15日、竹内紀臣撮影 「唐揚げを増やせば安く上がるんだ」「焼きそばは腹持ちがよい」。安倍政権の幹部らが最近、取材対応する際、盛んに「B級グルメ」の話題を持ち出している。安倍晋三首相や支援者らが東京都内の高級ホテルで行った「桜を見る会・前夜祭」の会費(1人5000円)は「コスト削減努力で実現した」とアピールしているのだが、結果的に政治資金パーティーで収益を増やすための「セコい裏技」が次々と明かされてしまっている。 一連の「桜騒動」は今月8日、参院予算委員会での共産党の田村智子氏による安倍首相の追及で火が付いた。政府は、安倍政権下で首相の後援者を含めた招待者が急増している問題点を認め、「全面的な見直し」を迫られた。一方、「前夜祭」の会費を巡っては、首相自身が説明した後も
山口県下関市の安倍晋三事務所。事務所が配布したとみられる申込書で、地元市議も支援者を招待できた=山口県下関市東大和町で2019年11月18日午後2時過ぎ、竹花周撮影 各界で功績や功労のあった人らが呼ばれるはずの「桜を見る会」の招待に、安倍晋三首相のお膝元、山口県下関市の自民系市議が関与していた。東京・新宿御苑での晴れ舞台への出席機会の提供が支持固めに使われていた実態が浮かび、誘いを受けた地元関係者からも「選挙目当てではないか」と声が上がった。 首相を支持する下関市内の団体のメンバーは、自民系市議から今年の桜を見る会に参加の打診があったと明かす。「参加できますけど、行きますか。行くんだったら私が取りまとめます」。市議はこう話したという。
自身主催の「桜を見る会」を巡る問題について記者団の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2019年11月15日午後0時6分、川田雅浩撮影 「桜を見る会」の前日に開かれた「前夜祭」の会費が5000円だったことについて、安倍晋三首相は15日夕の取材対応の際に「ホテル側が設定した」と述べた上で、「毎年使っているとか、どれぐらいの規模とか、宿泊しているとか、他のホテルの競合とか、ホテル側は総合的に勘案して決めているのだろう」と語り、会費の水準に問題はなかったとの認識を示した。 「前夜祭」は2012年末の第2次安倍内閣発足後に毎年、桜を見る会の前日に東京都内のホテルで開かれている。今年はホテルニューオータニで行われており、野党は「相場より相当安い」と問題視し、差額を首相側が負担した可能性があると主張している。
首相主催で毎年春に新宿御苑で開かれている「桜を見る会」について、政府は今年2月末から3月中旬、国会で審議中の予算案の想定を大幅に超える参加者を見込んで飲食物提供など関連業務の入札公告を行っていた。国会審議は予算規模や参加者が「過少」に見積もられた予算案を基に行われ、政府は予算成立の5日後に予算の倍以上の額で業者と契約した。同様の「過少申告」は2014年度以降、毎年続いており、「国会軽視」が恒常化していたことが浮かび上がった。 「桜を見る会」の参加者数は、記録が残る14年の約1万3700人から徐々に増加し、19年は約1万8200人となった。しかし、内閣府は予算編成時に前年の参加者数の増加を反映させず、15~19年度当初予算案でも参加者数を8000人と実態より大幅に少なく想定し、1766万6000円の関連経費を毎年計上していた。
こんなたばこのパッケージはどうですか――。医学系の30学会で作る「禁煙推進学術ネットワーク」が、喫煙の健康影響などを警告するたばこの箱のデザイン案10点を発表した。9月から公募し、238作品の中から選んだ。11月に財務省に採用を申し入れるが「国が耳を貸さないなら、医療機関や患者団体などに配って自主的に広めたい」としている。 日本のたばこのパッケージには、文章による注意表示が義務付けられているが、画像を使うことは国の審議会で「過度に不快感を与えないことが必要」などの意見が出たことを踏まえ、見送られている。そこで同ネットが「日本人の感性に受け入れやすい」ことを条件に、新デザインを一般公募していた。
「やよい軒」のロゴ。これまで無料だったご飯のおかわりを試験的に関東の一部店舗で有料化する=プレナス提供 定食チェーン「やよい軒」が16日から、これまで無料だったご飯の「おかわり」を関東の一部店舗で試験的に有料化する。やよい軒を運営するプレナスの担当者が毎日新聞の取材に明らかにした。有料化するのは全国378店舗のうち、東京、千葉、栃木、茨城の4都県の12店舗(約3%)。 プレナス広報室は、「以前より、おかわりをしている人もしていない人も同じ値段を頂戴してお…
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