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ニコニコ動画やPixivなどの登場する“前”と“後”で、私たちの価値観は大きく変わってしまったようだ。「カッコよく 消費すること」が至上の価値だった時代から、「カッコよく 生産すること」が重視される時代になった。商品や情報をただひたすら飲み込むだけでは、もはや“カッコ悪い”と見なされる。制作物や情報を発信してこそ“カッコいい”と評価される――。 本当に、そういう時代になったのだろうか? 本当だとしたら、変化の原因は何だろうか? 1.情報爆発 いまの中高生には想像できないかもしれないが、かつて“消費の時代”があった。いい年した大人たちが、あるいはすべての子供たちが、消費しかしない時代があった。CM放映されたものをいち早く買ったやつがカッコいいと見なされる:そういう時代が本当にあったのだ。 Beforeニコ動の時代では、「カッコよく 消費する」ことが重要視されていた。自我を確立するためには、他
『週刊少年ジャンプ』に漫画を持ち込んだら編集者に「キツイですね」と言われた / その漫画をすべて公開中 2012年10月29日 幼い頃から一流の漫画家になりたいと思っていた私(佐藤)は、思い切ってジャンプに持ちこみをしてみた。集英社の「週刊少年ジャンプ」である。持ちこみのための手続きは簡単だ。電話をして、訪問希望日を伝えるだけ。 電話で「○月○日○時ごろにお伺いしたいのですが」と言うと、「では○○(担当者名)宛てでお越しください」と言われた。人生ではじめてマンガを描き、原稿を持って集英社に行ってみた。 受付には訪問者用の用紙が備えられており、そこに用件と担当者の名前を記入する。それを受付の女性に手渡してしばらく待っていると呼び出され、接客用のスペースへと案内された。 当初の予定時刻が13時であった。しかし5分経っても担当者があらわれない。10分経ってもあらわれない。まあ、昼時ということもあ
「震災直後、全体のわずか4%のアカウントが、全ツイートの半数をつぶやいた」 「善意の拡散が、デマ情報をさらに広げていった」 10月28日に開かれた「東日本大震災ビッグデータワークショップ」の報告会では、震災後に流れた大量の情報=ビッグデータの解析に取り組んだ研究成果が次々に発表された。 再び大災害が起きたとき、必要な情報を必要とする人に確実に届けるためには、さらに何が必要なのか。 震災ビッグデータが浮き彫りにした課題と、今後の取り組みを考える。 (ネット報道部デスク・足立義則) 埋もれた情報を救うには グーグルとツイッター・ジャパンの呼びかけで実現したワークショップには、国内外のデータ解析の専門家やエンジニア、ジャーナリスト、学生などが参加して、9月から1か月半、それぞれ独自のテーマと手法でビッグデータに向き合った。 (解析対象となったデータの種類は、文末を参照) 報告会の壇上
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