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ブックマーク / koshian.hateblo.jp (8)

  • スパルタ研修がモンスターカスタマーを生む - 狐の王国

    餃子の王将のスパルタ研修…他の方法はあるのかという記事。スパルタ研修でもしないと働ける人材にならない層がいるんだよ、というお話なのだが……根的に間違ってませんか? そもそも物を売るのに求められる能力は、せいぜいお釣りを間違えないことくらいである。数が数えられて電卓が叩ければそれでいい。実際タイのそこらの飲店やコンビニではそんな程度の仕事しかしない人材が割と多い。注文すら間違えるし呼ぶと舌打ちして不機嫌そうな顔でやってくるし来ないこともある。注文を復唱とかしないんだよねー。それでも長年やってるお店がたくさんある。 接客業? マナー? なにそれおいしいの? そんな世界だってあるのだ。 元記事のさらにリンク先の記事を見るとこんなことが書いてある。 サービス業では時に顧客からの無理な要求をされたり、店舗で突発的なトラブルに遭遇したりする。しかも、少子高齢化で競争は厳しい。スパルタ研修によって、

    スパルタ研修がモンスターカスタマーを生む - 狐の王国
    shimazoom
    shimazoom 2013/04/16
    サービスはタダみたいな考えはもう限界なんだと思う。モンスターカスタマーみたいのは極端な例にしても。
  • 「戦う人」になれない僕らと、戦うことを求める社会 - 狐の王国

    男に生まれついた者は、みな戦うことを求められる。実際には戦う資質を持った男性ばかりではないのだが、ともかく社会というのはそういう「男らしさ」を否応なしに押し付けてくる。女性も同様、「女らしさ」を社会から要請され続ける。 こういう「男らしさ」「女らしさ」の規範となるものをジェンダーと呼ぶ。肉体的な性別に対して、社会的な性別、というわけだ。 ジェンダー的に「男なんかでありたくない」という規範外れの資質を持った人間が「悔しいけど、僕は男なんだな」とつぶやくから、ガンダムのアムロのあのセリフは重たい。アムロはガンダムに乗り、戦いにその身を投じるが、来そんな人間ではない。家にこもり、機械と戯れるのが好きな、内気で優しい少年だったはずだ。そんな彼が自分は「男」であると意識させた瞬間が、あのセリフとなっている。幼馴染のフラウ・ボゥが自ら戦いに出ようとするとき、女である彼女に戦わせるわけにはいかないとい

    「戦う人」になれない僕らと、戦うことを求める社会 - 狐の王国
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    shimazoom 2013/03/28
  • オタクの女の子になりたい願望は性別を超える - 狐の王国

    なにげなくTwitterを見ていたら、タイムラインに以下のような発言が流れてきた。 桃井「男のオタクの人ってかわいい女の子と付き合いたいわけじゃなくて、可愛い女の子に自分がなりたいんですよ」「だから性別っていうのを超越した存在なんですよ、オタクって」 あああ、わかる、わかる、わかる。 http://twitter.com/tamagomago/status/307920044296392705 これはオタクとして非常によくわかる話で、一方同一の感情を持たない人にはさっぱり理解できないであろう。なので以下のような発言も見られた。 その”可愛い女の子”が、男である自分にとって都合のいい”理想化された女の子”であり、そしてその"理想像”が既存のジェンダーを無効化するどころかむしろ強化するようなものである以上、それは"性別を超越"するどころかむしろ固定化することにしかならんだろうに。 http:/

    オタクの女の子になりたい願望は性別を超える - 狐の王国
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    shimazoom 2013/03/05
  • 「苦しい思いをすれば成長する」は大ウソ - 狐の王国

    ブラック企業肯定論と体罰肯定論は同根-若者をシバけば良くなるという日社会の病という記事。 うん、確かにその通り、としかいいようがないね。最近体罰から自殺した高校生がいた事件の影響もあるのか、体罰ネタの話をよく見かける。ホントに日教育はなかなか変わらないものだなあとつくづく思う。 どうも日人というのは、苦しい思いやつらい思いをするとその分成長すると思ってる人が多い。実際にはそんなことはない。何事にも適度な負荷というのはあって、それを超えたら壊れるのは当たり前。 ビデオゲームというのはそのへんがよく出来ていて、簡単にクリアできるハードルから徐々に難しさをあげていく。最終面まで辿り着く頃には、最初の面なんて楽勝でクリアできるようになってる。それでも油断してると1匹目のクリボーにやられたりする。こういうのは「良いゲームバランス」と表現される。 「リアルなんてクソゲー」だ、という決まり文句が

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    shimazoom 2013/01/21
  • 失われた20年で日本人が失ったのは「余裕」 - 狐の王国

    先日、TEDxBKKに行って来た。なにやら最近は英語教材として持ち上げられてるTEDのローカルイベントTEDxのバンコク版である。 あたりまえのことではあるが、TEDは英語教材なんかではない。知識と知恵を世界に広めるというミッションのもと、寄付ベースでなりたってるカンファレンスだ。今年の TEDxBKK でも、タイや周辺国が抱える人権や教育の問題についても講演が行われ、入口や会場には寄付箱が置かれていた。 それを見ながら、子供の頃のことを思い出した。80年代、まだ日が元気だったころ、アフリカの飢饉や障害者の状況を訴えかけるテレビ番組があった。俺はそれを見ながら、お小遣いやお年玉の中から、少しずつ寄付をしていた。番組では実際に集まった寄付でアフリカに配給しにいったり、車椅子を導入したりした成果がちゃんと放送されていた。障害者の状況がわかりやすいドラマなども制作され、意味のわからないマラソン

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    shimazoom 2012/12/19
  • 「ここにいてもいい」から「ここにいる」へ - 狐の王国

    エヴァ、新旧のファンの違いについて庵野インタビューという記事。 新世紀エヴァンゲリオンというアニメ作品については、俺にも並々ならぬ思い入れがある。まだ若かった17年前の自分を引きこんだあのアニメは、良くも悪くも時代を象徴しすぎていた。 90年代初頭。崩壊したバブル経済のなか、辞書ほどの厚みがあるアルバイト情報紙が1年で平綴じになった。まだ100円ショップも激安スーパーもなく、バブルの遺産のような成金趣味がまだちまたに溢れていた。薄っぺらいアルバイト情報紙を見ては始業と同時に電話をかけ、「もう締め切りました」の言葉を聞くような時代だった。 女子高生ブームだの援助交際だのが言われはじめた95年、新世紀エヴァンゲリオンは放送された。 暗い時代だった。景気も悪いし、インターネットも個人向けサービスが始まったばかりで接続してる人は少なかった。秋葉原は駅前で白装束の謎の集団が不思議な踊りを踊っていて、

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    shimazoom 2012/09/04
  • 本当に「大人が見るべき」と思うなら子供に見せるな - 狐の王国

    「魔法少女まどか☆マギカ」お薦めです。という記事。田中けんという江戸川区議会議員のブログでアニメがおすすめされててるとのことでちょっと話題。 もちろんこのレビュー自体はツッコミどころ満載であるのだが、そこはアニメマニアならぬ人の文章、そういう部分にはツッコむ必要もあるまい。問題は他にある。 「魔法少女まどか☆マギカ」はもちろん俺も見ている。それこそ夢中になって見てる。感想をひとことで言えば「こんなの絶対子供に見せたくない」である。 魔法少女まどか☆マギカ 1 【通常版】 [DVD] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/04/27メディア: DVD購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (29件) を見る 理由はいくつもあるが、まだ完結してないのでなんとも言いがたい部分はある。だがまず言えるのは、キャラクターデザインやロゴデザインが女児向けアニメのオマージュとい

    本当に「大人が見るべき」と思うなら子供に見せるな - 狐の王国
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    shimazoom 2011/03/09
  • 日本人が本当に大嫌いなのは「異質な人々」 - 狐の王国

    不景気だからこその移民政策のススメという記事のコメント欄に集まる外国人排斥的な言論に、移民もまた人間であるという記事でelm200さんが怒ってらっしゃる。 確かに日人は外国人を避ける傾向がある。いや外国人どころじゃない。同じ日人相手ですら、自分たちの言葉が通じない相手を極端に嫌う傾向がある。 言葉が通じないというのは、日語という問題だけではない。その仲間うちで使われてる用語や名詞を知らない相手をひどく馬鹿にしたり避けたりする。 有名企業の名前を知らないだとか、名刺の渡し方を知らないだとか。日人が「失礼」と感じるもののうち少なからずが「知らない」ことによって発生する。だから反社会的な少年たちは決まって「知らねえ」という言葉を発する。 こういった常識が形成される背景には、単一的な文化がある。万人が共通して「知っているはず」の知識というのがたくさんある。「知らないと馬鹿にされる」知識が山

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