SAPジャパンは6月8日、グループ子会社の財務データを基に連結財務諸表を作成する「SAP BusinessObjects Financial Consolidation」(BOFC)を効率的に導入できる「IFRS対応用スターターキット日本語版」の提供を開始したと発表した。スターターキットはBOFCの導入顧客に対して無償提供する。BOFCとスターターキットを使うことで、IFRSに基づく連結財務諸表を迅速に作成できるという。 SAPジャパンのバイスプレジデント ビジネスユーザー&プラットフォーム事業本部 副本部長 IFRS支援室 室長の桐井健之氏 SAPはIFRS対応について3つのアプローチを持つ。1つ目は単体のSAP ERPで個別の取引をIFRS対応にすること。同社のバイスプレジデント ビジネスユーザー&プラットフォーム事業本部 副本部長 IFRS支援室 室長の桐井健之氏は「SAP ERPは