フジテレビは6月17日、AIを用いて本編内に広告を合成する「iCADs」システムを本格運用すると発表した。FODなどで配信しているドラマ「30禁 それは30歳未満お断りの恋。」から導入する。 視聴者が見ているドラマ本編の背景などに交通広告やポスターという形で広告を合成する。例えば第3話では建物の壁面に元の映像にはないミュゼプラチナムのポスターを合成した。 無料動画配信サービスの「TVer」と「GYAO!」で広告ありバージョンを配信し、有料のFODでは広告のないバージョンを配信する。FODのユーザーは比較して楽しむこともできるとしている。 「通常は動画の前後や途中にインストリーム広告が入るが、iCADsで本編内に広告や商品情報を合成することで、ゆくゆくはコンテンツが途切れず、一気に視聴できるようになる」(フジテレビ) iCADsはフジテレビが英国ロンドンのデジタル・プレイスメント企業MIRR
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