ウクライナをめぐる軍事的な緊張が続く中、北京オリンピックに出場したウクライナの選手が競技中に、戦争に反対するメッセージをテレビカメラに示して平和を訴えました。 メッセージを示したのは、ウクライナの首都キエフ出身の23歳で、スケルトン男子のブラディスラフ・ヘラスケビッチ選手です。 11日夜に行われた3回目の滑走のあと、ウクライナの国旗と同じ水色と黄色の紙に「NO WAR IN UKRAINE=ウクライナに戦争はいらない」と書かれた紙を、テレビカメラに向けて示しました。 このあと、上位20人による最終の4回目の滑走に進んだヘラスケビッチ選手は、4回の中で最も速い1分1秒45のタイムを記録し、18位で競技を終えました。 AP通信によりますと、競技のあと、ヘラスケビッチ選手は「ウクライナの今後や周辺の軍隊などに関するニュースが多く伝えられているが、こんなことは21世紀に起きるべきではない。だから自