2020年のオリンピックとパラリンピックの招致を目指す東京の招致委員会が、4日、IOC=国際オリンピック委員会の総会が開かれるアルゼンチンで記者会見し、海外のメディアから福島第一原子力発電所から汚染された水が漏れ出ている問題についての質問が相次ぎました。 2020年のオリンピックとパラリンピックの開催都市が決まるIOC総会を前に、東京の招致委員会は、4日、ブエノスアイレス市内のホテルで記者会見を開き、20社以上の海外メディアを含むおよそ100人が出席しました。 はじめに招致委員会の竹田恒和理事長が、「10億人以上が住むアジアで多くの若者にスポーツの価値を広めたい」とあいさつしました。 続いて、トヨタの張富士夫名誉会長が、「東京でオリンピックが開催されれば、大会スポンサーに日本企業が殺到することは間違いない」とアピールしました。 このあと質疑応答が行われ、海外のメディアからは福島第一原発の汚