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ブックマーク / otapol.com (4)

  • 江波光則『ボーパルバニー』ぜんぜんラノベじゃない、本気のピカレスク - おたぽる

    もはやライトノベルというジャンルは“たまたま出版しているレーベルがライトノベルのレーベルだった”あるいは“書店がライトノベルだと思って棚に並べた”そんな緩い枠になっていると思う。何しろ、読者層の下を中高生に設定して、文章を読みやすく書いていれば、なんでもライトノベルになってしまうのだから。 今回紹介する江波光則『ボーパルバニー』(ガガガ文庫)は、ライトノベルの新たな世界の広がりを見せてくれた。この作品はライトノベルというジャンルで、圧倒的なピカレスクを展開しているのだ。 表紙を見て思ったのは「なんかエロいことが起こる展開なのか」という予断。確かにエロい展開はある。けれども、それは決して重要なことではない。この作品世界には、善人などいない。すべてが悪党であり、血なまぐさい匂いに満ちた世界である。学園や異世界とは違う悪徳に満ちた青春が、ここにはあるのだ。 物語の世界はリアルな現代。主人公の若者

    江波光則『ボーパルバニー』ぜんぜんラノベじゃない、本気のピカレスク - おたぽる
    shimomurayoshiko
    shimomurayoshiko 2015/10/23
    ところで白倉由美の新刊が来年でるらしい(本文があまりにもアレなので全然関係ないこと言って茶も濁せてない手)
  • 「アニメだから観ない」という枠をどう突破するか――『この世界の片隅に』片渕須直監督ロングインタビュー【後編】 - おたぽる

    アニメーション監督・片渕須直による、こうの史代のマンガ作品『この世界の片隅に』(双葉社刊)のアニメーション映画化を目指すプロジェクトが進行中だ。製作資金集めの一助として、パイロット版作成のための資金集めが今年3月にクラウドファンディングで始まり、開始からわずか一週間あまりで目標額の2000万円を突破。「クラウドファンディングで国内史上最多額の資金調達を達成」というニュースは、アニメ映画とはついぞ縁のなさそうなスポーツ紙までもが報じた。 今回、わずかな期間でクラウドファンディングにおいて、2000万円という目標を達成した事実。これは、片渕が選択した『この世界の片隅に』を作る意志が、多くの人々と共鳴していることを示している。それは同時に、片渕がインタビューの冒頭で語った、単発作品には参入困難なアニメーションの配給と興行のシステムを革新するのではないかとも、考えることができる。 ※※※※※※※※

    「アニメだから観ない」という枠をどう突破するか――『この世界の片隅に』片渕須直監督ロングインタビュー【後編】 - おたぽる
  • “オタク叩き”で炎上した『TVタックル』が“同人とTPP協定問題”を取り上げる - おたぽる

    3月2日の『ビートたけしのTVタックル(以下、TVタックル)』(テレビ朝日系)は、ネットで炎上している話題に焦点を当てる「月刊炎上ニュース3月号」を放送。その中で、交渉中のTPP協定(環太平洋経済連携協定)で揺れるコミックマーケットというテーマが取り上げられた。 同番組では、昨年9月の「漫画・アニメに規制は必要か? 徹底討論スペシャル」で一部の出演者によるオタクを揶揄するような言動が物議を醸したのが記憶に新しい。そのため今回の放送前には、ネット上で「また炎上するのでは」という声も挙がっていた。 番組ではTPP協定がコミケに及ぼす影響を説明。現在の著作権侵害は“親告罪”という「被害者が告訴しないと起訴できない犯罪」だが、TPP協定によって作者が黙認していた二次創作物に関しても、警察などの捜査機関の判断で立件できるようになってしまう“非親告罪”の対象になるのではと、されている。それを踏まえて、

    “オタク叩き”で炎上した『TVタックル』が“同人とTPP協定問題”を取り上げる - おたぽる
  • ヤラせてくれなきゃデータ渡さない! 地下アイドル界にもはびこる枕営業の実態とそれでもやめらないワケ - おたぽる

    ーー地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛〜い”業界事情をレポートします。 はじめまして。東京都下北沢生まれ、地下アイドル界の隙間産業こと姫乃たまです。 突然ですが、「おたぽる」ユーザーのみなさん、「地下アイドル」って知ってますか? ア○ス十番ですか……そうですか。彼女たちを地下とするならば、私はいま、深海あたりにいます。 AKB48のヒット以降、市民権と共にライブハウスの信用を得た地下アイドルはぐっと活動の場所を広げ、さらにユニット戦国時代に突入したことにより、アイドル人口は爆発的に増えています。それはまさに深海。潜れば潜るほど不思議な形のアイドルが出てきます。私も、その中のひとりです。 知人に誘われるがまま舞台にあがり、知識も経験もないまま積み重ねてしまった数年間の失敗をケアレスミスくらいに変えるため、都内でのライブ活動を中心に、ライター、司会、DJやモデル

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