ORACLE MASTER資格の中級に位置付けられ、取得すればOracle技術者としてグローバルに認定される「ORACLE MASTER Silver Oracle Database 10g」。例題を利用してポイントを押さえ、確実な合格を目指そう! 前回の「パスワード管理でOracleデータベースを守る」に引き続き、Oracleデータベースのセキュリティについて学びます。 Oracle Databaseのセキュリティ:監査 ポイント Oracleサーバにおける認証関連のセキュリティと監査処理が対象となります。データベース監査、データベーストリガーを使用した監査、ファイングレイン監査で何ができるのかを確認しておきましょう。 権限最小化原則 Oracleサーバのセキュリティを向上させるためには、操作に必要な権限のみをユーザーに対して与える必要があります。関連する保護機能には次のものがあります。