日本のサッカー史上初のことだ。FIFAは10日、日本の西村雄一主審がブラジル・ワールドカップ(W杯)の開幕戦を担当すると発表した。 12日に行われる開催国ブラジルとクロアチアの注目の開幕戦で、日本人審判団がジャッジを担当することになった。西村氏にとっては、2010年の南アフリカ大会に続く2度目のW杯だ。西村氏は2004年に国際審判員としてデビュー。2012年のロンドンオリンピックでも笛を吹いている。 本大会で日本人主審が笛を吹くのは、高田静夫氏、上川徹氏に続く3人目。なお、第4審判はイランのアリレザ・ファガニ氏となっている。 なお、FIFAは13日までの審判団を発表しており、メキシコ対カメルーンはロルダン主審(コロンビア)、スペイン対オランダはリッツォーリ主審(イタリア)、チリ対オーストラリアはヌマンディエ・ドゥエ主審(コートジボワール)が担当することになった。