Linuxの一部やMac OS Xのデフォルトシェルとして採用されている「bash」に深刻な脆弱性「CVE-2014-6271」が見つかり、パッチに不具合が報告されていた問題で、一部ディストリビューションより修正バージョンの提供が開始されている。 9月24日に公開されたパッチにおいて、「CVE-2014-6271」を修正したものの、対策が不十分であり脆弱性「CVE-2014-7169」が存在するとの指摘が出ていたことから、対応が行われたもの。 Red Hatでは、あらたに公開したパッチで、「CVE-2014-6271」と問題の「CVE-2014-7169」へ対応するとともに、影響が小さい「CVE-2014-7186」「CVE-2014-7187」の2件についても修正。公開を開始している。 JPCERTコーディネーションセンターでは、ディストリビューターの対応状況を確認し、修正済みバージョン