「GOOG-411」、その名前を久しぶりに聞いた。ご存じない方も多いと思うが、GOOG-411は、Googleが米国で提供していた電話向けの電話番号案内サービスである。ユニークなサービスだったが、わずか3年で消えてしまい、多くの人が「GOOG 411は何だったのか」という疑問を抱いた。そのナゾが6年の時間を経て解けた。正体は意外なものであり、でも今なら納得できるものだった。 スマートフォン世代には分からないと思うので、まず電話番号案内サービスを説明すると、電話をかけてオペレーターに電話番号を調べてもらうサービスである。外出時、予約を入れたい店があっても、今のようにすぐにスマートフォンで電話番号を調べられない。そこで番号案内サービスを利用する。米国で番号案内は「411」でアクセスでき、スマートフォンが登場するまでよく利用されていて、10年前の米国では年間26億件、70億ドルを超える市場だった
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