マイクロインタラクションの効果にはどのようなものがあるでしょうか?「インタラクティブ性の高いアニメーションを使ってブランドイメージを高める」「ユーザー体験を心地よいものにしてサービスへの愛着を強める」。これらはもちろん大事なことですが、このままでは主観的な印象によるところが大きく、何をどの程度行えばどのくらいの効果を見込めるかを測ることができません。その結果、ステークホルダーやプロジェクトのメンバーに有効性が理解されなかったり、制作者自身も「時間があったら頑張る!」と後回しになりがちで、僕自身も何度かそういう経験をしてきました。 ではマイクロインタラクションの効果を客観的に計測することはできないのか?そんなことはないと思います。過去に私がデザインと実装に関わった映画レビューアプリ「Filmarks」での事例を紹介します。 マイクロインタラクションの活用したUI改善で、機能の利用回数が26%