「オウムガイ」という生物がいる。名前は聞いたことあるよ!という人も多いだろう。 アンモナイトに近縁な「生きた化石」でもあるという、なんとも不思議な海洋生物だ。 ところで、フィリピンの一部地域ではこのオウムガイを捕まえて食べる文化があるという。なにそれ、フィリピンの人ばっかりずるい。楽しそうなので体験しにいくことにした。
月に1度の総集編ウィーク。先月11月に人気だったライター二人とへのインタビューと、人気記事のランキングをお送りします。 この記事では、さくらいさんにインタビュー。 ダイエットに出資と配当の概念を取り入れた「まわりを巻き込み、肉を振る舞う『株主ダイエット』で6キロやせた」が人気でした。 インタビュアーは編集部・石川です。 ダイエット成功、その後 石川: いきなり聞くのもなんですが、その後体重の推移どうですか? さくらい: やっぱりあの株主総会の前日が一番落ちてて、その後はプラス1キロ、外食が続くとプラス2キロぐらいな感じですね。そのぐらいで維持できてます。結構食べてるんですけど。 ダイエット期間中の体重の推移(株式だけにローソクチャートで) 石川: 記事、「保ちたい。」で締めてましたもんね さくらい: そうですね、体重計には毎日乗るようにしてます。うっかり乗り忘れると、その間に思いのほか増え
自宅の窓から外の景色を眺めているときに、向かいの山の中腹にツリーハウスっぽいものがあるのを見つけて驚いていたのだが、クリスマスを前にライトアップされるようになった。 それまではいまいち詳細な場所が分からなかったのだが、イルミネーションの光を頼りに訪ねてみたら、ツリーハウスはDIY好きなおじさんが作った物だと判明。ツリーハウスに登らせてもらったら、イルミネーションと夜景が相まってめちゃくちゃキレイだったのである。 ある日、夫がツリーハウスを発見した 数年前の話になるのだが、ある日夫が興奮気味に教えてくれた。 「知ってる?ここから、ツリーハウスが見えるよ!」 え?ツリーハウス? ここというのは我が家のこと。当時住んでいた家は小高い丘の上のようなところにあったのだが、平地を挟んで見える山の中腹あたりにツリーハウスが見えるというのだ。 図にするとこんな感じである 夫はテンション高く、ツリーハウスが
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか > 個人サイト 右脳TV 裏切りものが何人いるかわからない世界 のっけからダジャレで恐縮である。でもそんなに遠くない気がするのだ。レゴブロックでなんとかイケるのでは?というぼんやりした確信を頼りに進めよう。 というわけで担当編集の古賀さんに説明します。ブロックチェーンについては「ビットコインが盛り上がったときに本を読んだがさっぱりわからん」とのこと。 いやしかし、仮想通貨(最近は暗号資産と呼ぶ)には苦い思い出もある人も多かろう。トラウマを刺激するつもりはないので、ここは最初に言っておこう。 実はブロックチェーンは「データを安全に保管する仕組み」であって、仮想通貨
電気で計算できる電卓が発明される前、電気を使わず、機械的なカラクリのみで計算をしてしまう「機械式計算機」というものがあったそうです。 正直、電卓の仕組みも分からないけど、カラクリで計算するというのはますます分からない! どんな機械で、どんな風に使うのか!? ヤフオクで入手して、手探りで使い方を探ってみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:7年待ちのコロッケが遂に届いた……が、本当に待った価値はあるのか!? > 個人サイト Web人生
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:壁に人型の穴をあけると飛び出したように見える(デジタルリマスター版) > 個人サイト webやぎの目 ボリュームありすぎの展示 今回は、渋谷駅の時系列模型を展示している「羽化する渋谷」展と学園祭「秋桜祭」での展示 山手線全駅模型のふたつを見学する。(山手線全駅模型は学園祭だけの展示なのでもう終了しています) ふたつ同時に見られるならいっしょで!とお願いしたときはまさかこの量になるとは思ってなかった。 まずは渋谷駅の時系列模型を展示している「羽化する渋谷」展から見ていこう。 展示室の中央には渋谷駅2012年と2020年の駅構内模型(1/100) 。これだけで記事1本になるのだ
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:家庭用印刷機「プリントゴッコ」の思い出エピソードを集めてみた > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ まわりの人、巻き込み型ダイエット 「そのうち痩せよう」と思い続けてるうちに増える体重。「よし、今日からダイエットだ!」と始めてもすぐに飽きる。 運動しようと思い立っても自分が動いてくれない。食事を気を付けようとしても、全然続かない! 本当に続かない!! なにか良い方法はないものか。自力で無理でも、もしかしたらまわりの人を巻き込めば続けられるかも……? そこで、こんな仕組みを考えた。 これが「株主ダイエット」の仕組みだ!! 自分が主催者。協力者が株主。 株主が主催者にダイエットグッズを渡
ポーランドには「脂の木曜日」と呼ばれる日がある。それは年に一度のドーナツを何個でも食べていい日。しかもそのドーナツの種類もピンポイントで決まっていて、名前はポンチキ。かわいらしい名前だが、日本語訳もまぁかわいい。なにしろ「つぼみちゃん」。つぼみじゃない、あくまでつぼみ"ちゃん"である。 ※この記事は、 世界のカルチャーショックを集めたサイト「海外ZINE」の特集「海外のおやつ」の記事をデイリーポータルZ向けにリライトしたものです。 海外ZINEは、世界各地のカルチャーショックを現地在住ライターが紹介する読み物サイトです。 / 日本語教師として赴任した国は4か国。しかしなぜかポーランドでは教師をお休みして日本食堂の立ち上げを任されていた。今はベトナムに引きこもって絵を描いています。 > 個人サイト 海外ZINE Instagram ポーランドのおやつと言えば、つぼみちゃん。 このポンチキ、実
テレビや雑誌などで時々紹介される「○○年待ち」グルメ。 注文してから届くまでに○○年かかるという、大人気なんだか、やる気がないんだかよくわからない商品ですが、ああいうのって、○○年待てば本当に届くんですかね? ……と思ったボクは、当時「7年待ち」だったコロッケを注文。あれから7年経ち……ホントに届いた! 7年待ちに待った(忘れてたけど)コロッケはムチャクチャおいしかったのですが、このおいしさ「7年待った」という補正が入ってるんじゃないでしょうか? そこで、まったく事情をしらない人たちに「7年待ちコロッケ」を食べてもらって感想を聞いてみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……とい
1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:村上春樹の真似をして、僕と同じ名の場所に行く > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち うら若き廃墟 ツカルトゥボの廃墟群を散策して気がついたのは、「廃墟としての新しさ」だ。 温泉場やサナトリウムの内装が、それなりに原型をとどめている。壁紙や電線も残っている。 草木は育っているけれど、建物を食い尽くすには至らない。 古代ローマ帝国の温泉の遺跡――あれはつまり千年単位の廃墟である――と比べるなら、ここは生まれたばかりの、うら若き廃墟なのだ。 階段の一部がごっそり抜け落ちて「すべり台」状態になっている ガラスの欠片も生々しい大きさ プラスチックの洗面器すら残っている ここは脱衣所かシャワールームだったんじゃないか これは明らかに浴槽だろう
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:最新家電にカバーをかけて昭和感をだす > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こだわりポイントを探す 人工物を作っているのは、言わずもがな人間である。その辺に存在するどんなに些細な物にだって、必ず制作者がいる。街の風景を形づくっているのは、各人が膨大な時間をかけて生み出してきた作品たちなのだ。 そのなかでも、特に制作者の思いが透けてみえる物件がある。私はそういう物件を愛している。 駐車禁止の看板を、ここまで作り込む必要は全くないだろう。「特に月木曜」という、蛇足にも思える追記が律儀さを加速させている 穴埋めクイズの正解はストリートビューを見れば分かるが、■と●の塗り分け方に
見積OKの連絡とお願いを伝える 見積に対する僕からの返事は↓のような感じ。 (見積はOKです。金型を作る前の設計図データをチェックできますか?あと最初はサンプルとして30個だけ注文できますか) 金型の作成前に設計図データ(CADデータ)をチェックしたいということと、最初は少ないロットで注文したいとお願いする。 引き受けてもらえたのはありがたいが、正直なところ、ちゃんとしたものを作ってもらえるか心配だ。似たような事をしている人がいるか検索してみたが全く出てこなかった。中でも金型は一度作ってしまうと作り直しが利かないので、あらかじめ見せてもらう事にした。 この時にすっかり忘れていたが、最小発注個数(MOQ)もこの時点で確認しておくべきだった。 担当のウーさんも「最初は少ないロットで」と言う僕の要望に、「そうした方が良いです」と言ってくれた。 とても丁寧な対応 (添付のサイズはいくつですか、確認
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:なにがおいしいのか > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes 干した肉の多さを言いたかった 言いたいことはおおむね冒頭に書いた通りだ。 ローソンを買い回ったところ、7種類の干し肉が見つかった(公式サイトを見ると、現在コンプすれば9種類あるらしい……)。 ビーフジャーキーが3種類 サラミが2種類 正確にいうと、比較的小規模な店舗3軒をあたってその3軒すべてにこの7種類があった。 もちろんカルパスもある 想像してほしい。こぢんまりしたコンビニだ。それはもう陳列棚の場所取りは熾烈な争いが起きているだろう。 ビジネス系の番組で、カップ麺やビールの営業担当者がしのぎをけ
コーヒーは世界中で親しまれている飲み物だ。だからこそ外国に行くと、知ってるはずのものがビックリするような飲み方をしてたりする。練乳を入れたり、かち割り氷を入れたり、カップをひっくり返したり…。 そんな「世界のコーヒー」について、大阪の下町にある純喫茶で教えてもらった。歴史や、流行の話も。スエズ運河とか20年ぶりに聞いたぞ。 ※この記事は、 世界のカルチャーショックを集めたサイト「海外ZINE」の記事をデイリーポータルZ向けにリライトしたものです。 海外ZINEは、世界各地のカルチャーショックを現地在住ライターが紹介する読み物サイトです。 / 1984年生まれ、大阪出身。海外ZINEの編集長です。ベトナムに片足をつっこみながら記事を書いたりサイトを運営したりしています。 前の記事:海外だってタピオカブームだ > 個人サイト 海外ZINE
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:ベトナムではタピオカを麺にしていた > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる 世界最高の"性文化財資料宝物館" まずは今回の舞台である資料館「凸凹神堂」。その鬼のような蒐集(しゅうしゅう)ぶりを見てほしい、なによりその方が話も早い。いつもは撮影禁止だが特別に許可をいただいたので、gifでドバーッと!ご覧ください。 多賀神社の入口から凸凹神堂館内の展示品に至るまで 個々の詳細はおいといて、とんでもない数の展示品があるということは伝わっただろう。見るからにというものもあるが、これらほぼすべて「性」にまつわるもの。 春画、吉原にあった縁起物、部族の信仰対象となった偶像…。しかも日本国内だけでなく世界各地
北海道在住の大学生。演劇サークルに所属していますが、やったことがあるのは音響担当・舞台装置担当・当日宣伝担当で、一度も演技をしたことがありません。好物はパステルのなめらかプリン。 前の記事:スタバのカップに書かれたい バズーカを注文した 「バズーカマシュマロキャッチ」を実現する方法がないか、さっそく球場の中で検索してみた。 すると、僕がイメージしているバズーカに近い物を貸し出している会社が愛媛にあるようで、すぐ注文した。 そして届いた。 「ジョイフルクラッカー」というらしい ちなみに、僕が最初に注文したレンタルの日程ではバズーカが出払ってしまっていたらしく、日程をずらして注文し、無事に届いた。 それにしても「バズーカが出払っている」ってすごいパワーワードだ。 業者の方によると、秋は文化祭のシーズンで、出払ってしまうことが多いらしい。 知らないところでバズーカが人気なようである。 箱から出す
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:コーヒーを炭酸で割って飲んでます > 個人サイト webやぎの目 誰も名前を知らない女王 この女性を見たことないだろうか。 広告やサイトの埋め草写真に使われている女性である。10年ぐらい前から見かけるたびにキャプチャしていた。アノニマスな女王。 インターネットだけではなく、屋外看板でも使われている。 裸眼サイコー!といったと思ったらパチンコ店で笑っている 同じ顔で違うことを言うので「へえ、こんなことも言うんだ」と思ったりもする。 井の頭線 下北沢駅ホームには最近まで彼女の写真を使った求人の看板があった。 再開発で好きだった景色が失われてゆく。 彼女の活躍についてはNAVER
こんなことをしてなにか役に立つことがあるだろうか、という不安はあった。 数年前から、遠出するたびに自治体指定のゴミ袋を、お土産代わりに買っていたのだ。 ただ、買ったゴミ袋をどうすればよいのか、もてあましていた。 こんかい、そんなゴミ袋を鑑賞する「自治体ゴミ袋鑑賞会」をひらいてみた。 ゴミ袋は「絶対土産」 まず「わざわざゴミ袋なんか買ってどうすんの?」というところからご説明もうしあげたい。 旅に行ったときのお土産として売られているもの、例えばご当地のお菓子や食べ物、または民芸品といったものは、たいてい東京でもその県のアンテナショップに行けば手に入るし、なんならネット通販で、日本全国から買うことができる。 そんなどこでも入手できる土産物ではなく、必ず、その旅先でしか手に入らず、ご当地ならではのもので、値段も高くない、絶対的な土産物、すなわち絶対土産とはなにか考えたところ、自治体のゴミ袋がそうじ
北海道の西の果て、久遠郡せたな町の太田集落に「太田山神社」が存在する。本殿までたどり着くには急傾斜の山道を登り詰め、最後には約7mの断崖絶壁をよじ登らなければならず、その極めて過酷な道のりから“日本一危険な神社”と称されている。 私は4年前に参拝しようと試みたのだが、圧倒的な迫力の岩壁に恐れをなしてギブアップ。完全敗北と相成った。その様子はこちらの過去記事→「日本一危険な神社に参拝したかった」をご覧頂きたい。 今回、再び北海道を訪れた私は、今一度太田山神社に挑戦し、そしてなんとか参拝を果たすことができた。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(
文房具ライターという仕事をしていると、いろんな文房具関係の人と知り合いになれる。その中には、世界チャンピオンというスゴい人もいる。 なんのチャンピオンかというと、ペン回しだ(文房具関係と言っていいのか微妙だけど)。 「ペン回しって指でペンをくるくる回すアレでしょ?」とか「そもそもペン回しの世界大会ってどんなんだよw」とか、そういう捉え方をしている人は、今からその考えがバキバキにぶっ壊されるので、ちょっと楽しみにして読むといい。いやマジで。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:文房具で戦え!激戦ブングーファイブ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k ペン回し王者登
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