北極や南極の氷が溶けて海面は上がるのか。これがそうはならないのだ。 北極は海の上に氷が浮かんでいる。コップの中に、水が入っていて氷が浮かんでいる。この氷が溶けてもコップの中の水面は上がらない。アルキメデスの法則だ。だから仮に北極の氷が溶けても海面は上がらないのだ。 相変わらず出回っているデマだなぁ。 北極、のイメージが北極海に留まるなら、その通りだ。しかし、「北極圏」にはカナダ北部、シベリア北部、そしてなによりグリーンランドが存在する。 グリーンランドに存在する水(淡水)は南極大陸氷床に次いで多い。したがって、「北極圏」の温暖化でグリーンランド氷床が溶け出せば、もちろん海面上昇するのである。 私も「グリ−ンランドの氷河が溶けると海面が上昇する」と指摘したことがあるが、北極海の氷は海に浮いているから溶けても海面は上昇しないという小学生向けのなぞなぞレベルの話が広まってしまったのだろう。「間違
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