2007年06月09日17:45 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - πの歴史 πの歴史、というより、πで歴史かπと歴史というタイトルの方がふさわしそうな本。 πの歴史 Petr Beckmann 田尾陽一 / 清水韶光 本書「πの歴史」は、πそのものを学ぶ、というより、πを通して著者Petr Beckmannの史観につきあうという本。その独特の史観は読者によっては毒が強すぎると感じるかも知れない。例えば以下の下りを見て、本書が数学史の本であることがわかる人がいるだろうか。 p. 093 ローマは、組織された強盗集団の最初の国でも最後の国でもない.しかし,後の時代の世界中のほとんどの人々をだまして,賞賛するようしむけた点では、唯一の国でもある.理性ある人間であるなら,フン族やナチスやソヴィエトをほめたたえることはないだろう、ところが,何世紀にもわたって,学校の生徒たちは,ユリウス・
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