2011年06月06日14:45 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 「格上の人間」- 書評 - 放射線のひみつ 出版社より献本御礼。 放射線のひみつ 中川恵一 / 寄藤文平 これ、「フクシマ」抜きでもっと早く出版されるべきだった。 放射能に縁がある--ということは実は全ての人々--が手元においておくべき一冊。価格も千円未満だし。 本書「放射線のひみつ」は、東大病院放射線治療チーム、@team_nakagawa の中の人々の真中の人による、放射線を正しく--そしてあえて語弊リスクをとるのであれば「楽に楽しく」--怖がるための一冊。寄藤文平イラストのおかげでそう仕上がっている。 目次 まえがき──原発事故と放射線 第一章──言葉と単位、これだけは! 1. 放射線を語るための「言葉」から始めましょう。 2. 「被ばく(被曝)」は「被爆」ではありません。 3. 「放射能がやって来る!」はまち