2006年09月21日13:20 カテゴリ書評/画評/品評 犯罪経済学が欲しい もし犯罪経済学(criminal economics/forensic economics)という分野が存在するなら、現時点ではこの分野は門倉貴史の一人勝ちのようである。 日本「地下経済」白書 門倉貴史 なにしろ、門倉氏以外には、ほとんどまじめに取り組んでいない分野なのだから。 すでに複数の著書がある門倉氏だが、そのなかでやはり最初に読むべきなのは、経済評論家門倉貴史の地位を固めた「日本『地下経済』白書」だろう。文庫化されたということもあり、より入手しやすくなったということも本書をすすめる理由だ。 「書店の万引き470億円、偽ブランドの市場規模520億円、援助交際630億円、暴力団の非合法所得2兆円...」背表紙の言葉である。これらを全部合計すると、日本の地下経済の規模は23兆円と門倉氏は試算する。 大変な金額
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