印刷 外務省国際法局経済条約課首席事務官の男性キャリア職員(36)が8日未明、東京都国分寺市のJR国分寺駅で酒に酔って男性駅員を投げ飛ばすなどしてけがをさせていたことが9日、警視庁への取材でわかった。職員は事実関係を認めているといい、同庁は傷害容疑で調べている。 小金井署などによると、8日午前0時40分ごろ、動き出した電車にぶつかりそうになった職員を駅員が引き離そうとしたところ、職員が傘を振り回すなどして暴れて殴りかかり、駅員を投げ飛ばした。駅員は腰を強く打ち10日間のけがをしたという。 職員は1998年入省のキャリア官僚。外務省は「被害届を出されて警察の任意の事情聴取を受けたことは大変遺憾」とコメントした。