奈良県を車で走っていると、赤信号でも左折できることを示す「左折可」の標示板をよく見かける。5月の着任当初はペーパードライバーで恐る恐る車を走らせていたが、標示板の存在に気づかずに赤信号で停車していると後続の車にクラクションを鳴らされたことが何度もあった。奈良県警を取材すると、県内には32個も設置されていることがわかった。これは沖縄県、岡山県に次いで全国3位の多さだ。いったい、なぜこんなに多いのか。新聞記者としての興味がわき、謎を探ってみた。(奈良支局 浜川太一)「一方通行」の道路標識に似ているが… 「左折可」の標示板は白地に青い矢印が描かれ、交差点に入る手前の左側に設置されている。この標示板がある交差点では、前方の信号が黄や赤でも周りの交通に注意しながら常時左折が可能。ただし、優先権は青信号で進行している車にあるため、注意が必要だ。 青地に白い矢印が描かれた「一方通行」とよく似ているが、こ
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