財布を厚くさせる大きな要因、それがポイントカードをはじめとする様々なカードである。彼らも少しずつスマホアプリにとって変わりつつあるが、それでもまだ現役のものも多く、我々を悩ませている。 せめてこのカード、もう少しワクワクするものにできないだろうか? たどり着いた答えはキラカードでした。
『S.T.A.L.K.E.R SHADOW OF CHERNOBYL』(以下、『S.T.A.L.K.E.R』)は、ウクライナのゲーム開発会社GSC GAME WORLDが2007年に発売したFPSである。 多くの評者が述べているように、画面の旧共産圏的な暗さや、退廃的な画面とフィールドの美しさ、資源が足りないが故のサバイバル感が本作の重要な魅力であり、他では味わえないものとなっている。独特の孤独感、寂寥感、欠乏感の味わいは、実に素晴らしい。 地域とゲームとの関係で言えば、そのような内容が、ウクライナという地域の文化に由来している、と論じることもできるだろう。だが、今回はその論点は深くは掘らない。代わりに深く論じてみたいのは、「チェルノブイリ原発事故を題材にしたゲーム」であることと、本作がSF小説・映画から継承したものとの関係である。そこにこそ、現実に起こった悲劇をゲーム化する際の倫理と技術
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