文献ゼミでエネルギー問題について二人が発表する。 一人は石油枯渇、一人はハイブリッドカー。 環境問題は女子学生の好む主題であるが、私はあまり好まない。 理由の一つは「複雑な問題に対して単純なソリューションを対置する」態度が広く採用されているからであり、理由の第二はそう指摘するとすぐに怒り出す人が広く分布しているからである。 そういう種類の人間がダマになっている論件に近づいても、あまりいいことがないので、敬して近づかないのである。 しかし、今回の発題者たちは二十歳前のイノセントな女子学生たちである。 せめて彼女たちには「複雑な問題を複雑なままに扱うこと」のたいせつさを教えておきたいので、いくつかのトピックをランダムに提示する。 その一。 私たちの世代は子どものころに「日本のエネルギー源は水力発電で得られる」と社会科の教科書で習った。 日本は急峻な山地に覆われ、雨量も多い。水力発電として、これ
しかし、見事な物だと思う。 何がと言って、今回の民主党の鳩山代表献金問題である。 驚くべき事は、鳩山氏は、このような状態の献金問題を何年も続けて来たと言うことである。 更に驚くべき事は、この、選挙直前になって、この献金問題を取り上げてくる連中のやり方だ。 もちろん、鳩山氏は言い訳のしようがない。 献金もしていない人間の名前を勝手に使って、その人間が献金したように見せかける、と言うのは詐欺である。 小沢代表の秘書のような、形式犯ではない。 これは、れっきとした詐欺事件である。 鳩山氏は、議員を辞職するべきだろう。 鳩山氏は清潔な人間だと思うが、政治資金でこのような詐欺的行為を行ったとなったら、このままではすまされないだろう。 私が見事な物だと言うのは、官僚たちのすごさだ。 民主党は政権を取ったら、官僚組織を組み直すと公言していた。 日本の国税の多くの部分を、官僚たちが支配する、特殊法人が無駄
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