文藝春秋から本を出すので、それまで書いた連載記事を読み直す作業をしていたときに「そういえば、記事書くときに参考にしたあの仕事、いまどうなったんだっけ」という事例がいくつも出てきて心配になります。 例えば、まだ仕事ではお付き合いがあるものの、かつてほど熱心にご一緒するわけでもなくなった会社さんの件で言うと、こんな記事があります。 問題ない範囲内で言うと、充分に利益も出ているし、連戦連勝、業界内では押しも押されぬリーディングカンパニーであることは事実で、海外にも事業所を出そうとか、頑張ってベンチャー投資を進めようとか、事業全体が次のフェイズに行くために何をするべきかを模索するべき時期に達しているようには見えます。 ただし、実際にその上層部で起きていたことは記事でも書いた通り経営者が大手コンサルタント会社や著名ジャーナリストらが吹き込んでくるビッグワードに乗せられてその気になり「これは、弊社でも