日本の危機で試されるグローバルサプライチェーンの弾力性 March 21, 2011 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet 震災と原発危機による日本の生産性の低下が、ハイテク部品の供給を滞らせることで、国際的なサプライチェーンマネジメントを混乱させている。改めて、システムとしての弾力性=resiliencyがマネジメントの課題として浮上している。 Now, a Weak Link in the Global Supply Chain 【Bloomberg BusinessWeek: March 17, 2011】 2000年代半ばから、消費者に直接アピールする耐久消費財の分野では、日本メーカーのビジビリティは下がったように受け止められてきたが、その反面、ハイテク部品の供給においては競争力を確保していっていた。つまり、国外のメー