仏リヨンの裁判所に出廷したローマ・カトリック教会の元司祭ベルナール・プレナ被告(2020年1月13日撮影)。(c) PHILIPPE DESMAZES / AFP 【1月16日 AFP】フランスで1971~91年に当時7~14歳だったボーイスカウトの少年らに性的虐待を繰り返したとして起訴されたローマ・カトリック教会の元司祭(74)が15日、裁判で自分も少年の頃に同様の虐待を受けていたと告白し、被告側弁護人をも驚かせた。 【あわせて読みたい】カトリック元司祭に禁錮8年6月、児童虐待など100件以上で有罪 ドイツ 昨年7月に聖職者の地位を剥奪されたベルナール・プレナ(Bernard Preynat)被告は、仏南東部リヨン(Lyon)でボーイスカウトのリーダーをしていた間、少年たちを虐待した罪に問われている。 リヨンで14日から始まった公判で、被害者らが恐怖の体験を証言したのに続いて証言台に立っ