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ブックマーク / juliasannokainushi.blog31.fc2.com (7)

  • RED NOTE―ジンバブエ編 抗議の声すらあげられずに死んでいく女の子たち―インドの人口データから

    昨年末にインドでバスに乗車していたカップルが襲われ、襲われた女子学生がレイプされた上に殺されてしまった悲しい事件が日でも報道されました→頻発するレイプ事件に怒り拡大、連日抗議デモ インドの女子学生死亡。残念な事にまた同様の事件が起きて、Yahoo Newsのトップで報じられていました→インドのバスでまた集団強姦事件、6人逮捕。これらの事件を機に、日でもインドの深刻なジェンダー状況がかなり報じられるようになってきました→レイプだけでない!嫉妬、報復…女性への凶行やまぬインド ただ、これらの一連の報道を見ていると、女性に対する暴力(Violence against Women)ばかりが取り上げられて、インドが抱えるもっと深刻なジェンダー問題、すなわちこれらの記事に出てくるように抗議の声を上げる事すら出来ずに死んでいく女の子たちの存在があまり取り扱われておらず、ちょっと気になってしまったので

  • RED NOTE―ジンバブエ編 ハイパーインフレーション前夜の話

    ジンバブエでの生活の事や途上国や日教育政策の事について書いています(ここでの見解は個人の見解であり、所属団体の見解ではありません) 202406« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202408 ようやく新居に引っ越し、インターネットもつながったので(月に230ドルぐらいと超高額なのですが。。。)、徐々に生活も落ち着いてきました。今回の話も、とあるジンバブエ国籍の白人の方(Aさんとしましょうか。)から聞いた話で、裏を取っているわけではないので、話半分に聞いてもらえればと思います。またゆっくり振り返って追々書いてみようとは思いますが、とある事情により現在私たち夫婦は一時的に経済的困窮に陥っています。。。どうしてもそれをAさんに伝えなければならなかったのですが、その時の話です。 ハイパーインフレーションが起きた事で有

  • RED NOTE―ジンバブエ編 ハイパーインフレーション下のジンバブエ・現在のジンバブエ

    ジンバブエでの生活の事や途上国や日教育政策の事について書いています(ここでの見解は個人の見解であり、所属団体の見解ではありません) 202406« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202408 立場上ジンバブエ政府の政策についての発言は控えたいと思いますが、政策とは関係ない方向でハイパーインフレーション下で人々がどのように生きていたのか、聞いた話を書いていきたいと思います。あくまでも聞いた話で、裏付けとかを取っているわけではないので、話し半分で聞いてもらえればと思います。 一般的にはハイパーインフレーションというと、世界史の教科書でドイツの子どもが紙幣の束で遊んでいる写真を思い浮かべられるかもしれません。ですが、ジンバブエのハイパーインフレーションというと紙幣の束ではなく、超高額のジンバブエドル紙幣を思い浮かべ

  • RED NOTE―ジンバブエ編 ハイパーインフレーション後のジンバブエでの買い物の様子

    ジンバブエでの生活の事や途上国や日教育政策の事について書いています(ここでの見解は個人の見解であり、所属団体の見解ではありません) 202406« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202408 ジンバブエは未曽有のハイパーインフレを経験し、自国通貨を放棄して米ドルを流通させることでハイパーインフレを収束させました。しかし、米ドルが流通しているものの、あくまでも流通しているのは紙幣だけで硬貨は出回っていません。さらに、物の値段が消費税のかからない100円均一ショップのようになるのかと思いきや、大半の物はセント単位で値段がついています。ではそんなジンバブエで買い物をすると、お釣りや端数は一体どうなるのでしょうか? ①端数は切り上げor切り下げ 多分これが最も容易な方法だとは思うのですが、端数が20セントに満たないぐ

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2012/12/29
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  • RED NOTE―ジンバブエ編 学歴と所得、高卒女性の深刻な貧しさ(Education at a Glanceから④)

    ジンバブエでの生活の事や途上国や日教育政策の事について書いています(ここでの見解は個人の見解であり、所属団体の見解ではありません) 202406« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202408 引き続き日出国までEducation at a Glanceの興味深い教育データを紹介していこうと思います。今回は、学歴と所得です。日を含むOECD諸国では高校中退以下・高卒・短大卒・大卒以上で、どの程度所得が違うのでしょうか?ちなみにですが、生まれ持った能力等々をコントロールした値ではないので、ある国で教育を受けるとどの程度所得が伸びるか?というよりは、ある国で学歴に基づく格差がどの程度あるか?として見てもらえればと思います。 まず、上の図は高卒者の平均所得を100とした時の、高校中退者以下の学歴の者の平均所得です

  • RED NOTE 大学生は多すぎるのか?、の教育経済学者の議論の仕方

    前回の日の大学は多すぎるのか?への反響が結構あってビックリしました。日の大学は米国の大学と違ってシグナリング理論に過ぎず人的資を生み出していないのではないか?という意見はその可能性が十分あるのでもう少し勉強しようと思います。 今回は提案型政策仕分けを始めとして日で行われている「大学生は多すぎるのか?」の稚拙な議論のされ方と対比させるべく、アイビーリーグの大学院で教育経済学を教えている先生方がアメリカでの似たような問題に対してどのように議論しているかをご紹介しようと思います。 まずは、US Newsで扱われた「大学に行く価値はあるのか?」というテーマで掲載された、プリンストン大学で教育経済学を教えている先生の議論を要点だけご紹介します。 First, when considering the direct costs, tuition and student debt have no

  • RED NOTE 日本の大学は多すぎるのか?

    提言型政策仕分けで「大学改革の方向性」が仕分け対象となりました。僕の専門分野は基礎教育で、高等教育はそれほど明るくないのですが、あまりにも分析が稚拙な点が見られたので少しその点を分析してみようと思います。 僕が気になった議論は、「大学数や入学定員が過剰ではないか?」「定員割れによる学力低下」の2点です。驚くべき事に評議員の10人中10人が大学の数は過剰であるとしていて、誰一人として大学の数は過剰ではないに賛成していません。ちなみに、池田信夫氏のアゴラやChikirinの日記でも大学の数が多すぎるのではないか?という問題提起がなされています。これは正しいのでしょうか?先に僕の考えを書いておくと、日の大学数や入学定員は決して過剰ではない、です。 大学生が多すぎるのではないかという議論は日だけでなく、アメリカでも行われています。今年に入ってからでも、NY TimesでDo we spend

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2011/11/25
    渾身の異議申し立て
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