James Cameronが監督(タイタニックやターミネーターで有名)し、3D業界が最も期待する「アバター」が公開された。アメリカでは、12月18日、日本では12月23日のことである。筆者も12月25日にわざわざ箕面のIMAXシアターまで出かけて、見てきた。これは凄い!期待以上の出来栄えである。この映画ならば、家の3DTVで、何度でも見たいと思わせた。 James Cameronの動きは、思い起こせば、1996年の冬、フロリダのUniversal Studiosで見た Terminator 3Dから始まっていたのだろう。もう13年である。そして、遂にこの日が来た。この映画は、3D映画を大きく普及した映画として、今後、語り継がれることになるだろう。 映画館のデジタル化と3D 3D映画ブームは、歴史的には今回が3回目になるらしい。今回のブームは、以下の3つが原動力である。 デジタルシネマ 三次