子猫を保護したら、猫風邪でひどい結膜炎というケースもよくあります。また暖かくなるにつれ、湿気や細菌感染で外耳炎になるなど、猫も目や耳のトラブルに悩まされるコが増えてきます。愛猫は、目薬や点耳薬を嫌がらずに差させてくれますか?実は、薬がきちんと患部に届いていないことも。今回は、点眼・点耳の方法を取り上げます。 「点眼」の基本は、対面で行わないこと 猫は、細菌やウイルスを媒介して結膜炎などを引き起こす感染症が多く、目やになどのトラブルが犬より多いようです。目薬のご厄介になる機会の多いコは、正しい点眼方法をマスターしておきたいですね。点眼は次のような手順で行います。写真をみながら、コツをつかみましょう。 1.猫を自分と同じ方向を向かせて座らせる 2.あごを持ち、少し上を向かせる 3.上のまぶたを引っ張り、目薬を落とす ポイントは、絶対に対面で目薬を差さないこと。押さえつけられて、正面から目薬を突